もしもあなたがしんどさを抱えきれずにこころのなかで右往左往しているのだとしたら。非正規、正規、キャリア、ライフワークバランス、職場の人間関係や業務内容、そのどれか、あるいは全てにおいて今の条件や状況がつら過ぎて今にもパンクしそうなら、無理する必要はまったくない。けれどうーん……自分はそこまでではないかもしれない、と考えるなら。たとえ大きな情熱はなくとも、この仕事を選んだことに自信は持てなくとも、そこにいる人との関係に無理がないのなら、つづけることに後ろめたさを感じることはないのだと思う。「迷いながらもここにいる」という選択肢があってもよい。そういう働き方であっても、まったくかまわない。