株価は好調である。先月は中国の債務問題が解決しないとこれ以上の上昇は難しいのではないかと書いたが、なんだかんだで折り込まれてしまった。アメリカのインフは落ち着いている。日銀は先月 YCC の修正を発表したが株価は好調である。日銀は今月は年内の マイナス 金利政策の修正を匂わせたが、村越誠の投資資本主義 : 市場の反応を確かめながら負の遺産処理に動きたい植田日銀にあるように、日本のインフレ率は諸国に比べて高いわけではないので、マイナス金利を止めたからといって政策金利を毎月上げていく状態ではない。そういった意味で年内のマイナス金利は確実でしょう。そして影響もわずかでしょう。